PayPayカードとは?あまり知られていないメリットや特徴を紹介!

クレジットカード

PayPayカードは、三井住友カードと並んで筆者が喉から手がでるほどほしいクレジットカードです。

本記事ではPayPayカードの詳細を簡潔にまとめているので、ぜひチェックしてください。

また、PayPayカードを利用してポイント還元率2.7%まで高める方法のヒントも少し紹介しています。ぜひポイント還元率2.7%を達成するにはどうすればよいか考えながら見てみてください。

わからなければ、筆者のTwitterにDMいただけると回答します。

PayPayカード ゴールドも魅力的なカードです。ぜひあわせて確認してください。

PayPayカードの概要・特徴

PayPayカードは、PayPayカード株式会社が発行するPayPayポイントが貯まるクレジットカードです。

年会費無料でポイント還元率1%のカードは他にもありますが、たくさん使うとポイント還元率は1.5%に上がる可能性があることに注目しなければなりません。

ポイント還元率1.5%のクレジットカードは、ほとんどありません。

それだけでなく、PayPayカードは電子マネーへのチャージでもポイントが付きやすいことから、ポイント還元率2.7%まで高めることも可能です。

ポイント還元率2.7%まで高める具体的な方法は、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOユーザー限定の方法です。

具体的な方法を知りたい人は、筆者のTwitterにDMください。

また、カードデザインも完全ナンバーレスであり、スタイリッシュな縦型カードを選ぶこともできます

一方で、PayPayカードは旅行傷害保険やショッピング保険が付帯しないこと、ETCカードを発行すると年会費が発生することはデメリットといえます。

保険なんて実際に使う機会はほとんどないし、ETCカードは別のクレジットカードで発行しているから問題ないという人には、PayPayカードは特におすすめです。

筆者はPayPayカードを喉から手が出るほど保有したいのですが、審査に通りません。

PayPayカードの詳細

カード券面PayPayカード
国際ブランドVisa
Mastercard
JCB
アメックス
年会費本会員無料
家族会員無料
ETCカード550円
割引
審査基準本人または配偶者に安定継続収入のある高校生を除く18歳以上
審査日数最短5分
利用締め日月末締め翌月27日払い
ポイント還元付与対象金額都度利用額
※PayPayあと払い登録済み会員の場合
通常付与率1%
優待店付与率(1)ソフトバンク通信料金:1,000円(税抜)ごとに15ポイント(1.5%)
(2)ワイモバイル・LINEMO通信料金:1,000円(税抜)ごとに10ポイント(1.0%)
※カード特典ではなくソフトバンクのキャンペーン
※ソフトバンクからソフトバンクポイントで付与
※ソフトバンクポイントはMy SoftBankでPayPayポイントへの自動交換設定が可能
※端末代金・オプション料・事務手数料・消費税・ソフトバンクまとめて支払いは対象外
※家族分は原則対象外だが2023年6月末(予定)までは対象
(3)Yahoo!ショッピングでクーポン適用後の税抜商品金額に対して+3%
登録型リボ上乗せ付与率
段階別上乗せ付与率300円以上の決済30回かつ10万円以上利用で+0.5%
※PayPayあと払い登録済み会員の場合
付与対象外PayPay残高チャージ
nanacoクレジットチャージ
Tマネーチャージ
ソフトバンク通信料
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分
付与時期売上データ到着日から30日後
交換先
還元率1%
非接触決済Apple Pay
Google Pay
海外旅行傷害保険付帯条件
傷害死亡・後遺障害
傷害治療費用
疾病治療費用
賠償責任
救援車費用
携行品損害
入院保険金日額
通院保険金日額
手術保険金
乗継遅延
出航遅延
受託手荷物遅延費用
受託手荷物紛失費用
ショッピング保険海外利用分
国内利用分
スマホ
タブレット・パソコン
メガネ・コンタクトレンズ
補償期間
自己負担額
年間限度額

ソフトバンク通信料金がポイント付与対象外なのに、ソフトバンク通信料金のポイント付与率が高いという矛盾が生じていますが、一応、間違いではありません。詳しくは後述します。

検索すると上位に出てくる記事の一部は、PayPayカードに「国内旅行傷害保険」が付帯する旨紹介されていましたが、誤りなので注意してください。

PayPayカードに旅行傷害保険は付帯しません。

同様に、一部上位記事ではPayPayカードで家族カードやETCカードを発行できない旨紹介されていましたが、誤りなので注意してください。

PayPayカードは、家族カードやETCカードを追加発行できます。

PayPayカードの有効会員数は、2022年度末に1,000万人を突破しました。

PayPayポイントはPayPayが使えるお店で使える

PayPayカードを利用するとPayPayポイントが貯まります。

このPayPayポイントは、コード決済アプリのPayPayで、PayPay残高の一部としてPayPayが使えるお店で使えます

PayPayは多くのお店で使えるので、ポイントといえども、ほとんど現金に近い価値を有しているといえるでしょう。

「PayPay資産運用」というサービスが始まったおかげで、実際にPayPayポイントを現金化することもできるようになりました。(ただし手数料相当額の負担あり)

PayPayの主要指標は次のとおりです。

  • 登録箇所数:410万か所超(2023年3月)
  • 登録ユーザー数:5,700万人を突破(2023年4月時点)
  • 連結決済取扱高:約10兆2000億円(2022年度)
  • 決済回数:51億回超え(2022年度)
  • PayPayポイント年間発行額:6,000億ポイント超え(2022年度)

PayPayカードのメリット

PayPayカードのメリットを紹介するので、ぜひチェックしてください。

PayPayステップ適用でポイント還元率1.5%を目指せる!

PayPayカードを持っている人は、クレジットの利用設定をして200円以上の決済30回かつ10万円以上利用すると、通常還元率1.0%に0.5%加算され1.5%還元となります

クレジット利用設定者は、クレジット(PayPay)とPayPayカードでの支払いは、どちらも還元率アップのカウント対象であり、ポイント付与対象です。

アプリ払いは決済完了時、カード払いは売上データ到着日にカウントされます。

Suica、ソフトバンク社の通信料金、PayPay請求書払いについては、特典の付与対象外です。

電子マネーチャージでもポイントが付くことが多い

PayPayカードは電子マネーチャージにそう厳しくないようで、ポイントが付くことが多いです。PayPayカードでチャージしてもポイントが貯まらないものは次のとおりとされています。

  • PayPay残高チャージ
  • nanacoクレジットチャージ
  • Tマネーチャージ
  • ソフトバンク通信料
  • ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分

Kyashやau PAY(Mastercardのみチャージ可)、Revolut(Visaのみチャージ可)、TOYOTA Wallet(VisaとMastercardのみチャージ可)、ARIGATOBANK、MIXI M(VisaとMastercardのみチャージ可)、FamiPay(JCBのみチャージ可)、B/43、IDARE、楽天Edy、モバイルSuicaなどのチャージでもポイントがたまるようです。

Apple PayのnanacoやApple PayのWAONでもポイントがたまるかもしれません。

PayPayカードは現在、そもそもPayPay残高にチャージできないような仕様とされています。ソフトバンクまとめて支払いでチャージしてもポイント付与対象外です。

これに対する対応を知りたい人は、筆者のTwitterにDMください。

PayPayカードは現在PayPayに登録することができません。
PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)をお持ちの場合は「PayPayあと払い」の登録をすることで、クレジットカード同様のお支払いや、PayPay残高へのチャージが可能になります。

引用元:PayPay残高「クレジットカードからチャージしたい」

Yahoo!ショッピングは毎日5%還元でお得!

Yahoo!ショッピングのお買い物をPayPayカードで決済すると、通常よりもポイント還元率が+3%(ふるさと納税は+3.5%)になるのでお得です。

ストアポイント1%、PayPayカード会員特典1%とあわせると、Yahoo!ショッピングでは毎日5%還元となります。

Yahoo!ショッピングを利用してたまるポイントは、商品価格そのままではなく、クーポン適用後の税抜金額がポイント付与対象です。送料も含みません。

ただし、キャンペーンそれぞれで付与上限があるので注意してください。

キャンペーン付与上限上限到達金額
PayPayカード ゴールド1%
ストアポイント1%(~15%)
毎日最大+3.5%のPayPayカード+3%注文月5,000ポイント注文月166,666円
(送料除くクーポン適用後税抜金額)
5のつく日+4%1回1,000ポイント1回25,000円
(送料除くクーポン適用後税抜金額)

審査が早いのですぐに使える

PayPayカードの審査は、申し込んでから1分以内に結果が出るほどであり、めちゃくちゃ早いです。公式では審査最短2分と謳っていますが、筆者の経験ではもはや5秒くらいでした。

審査に通るとカード番号が発行されるので、オンラインショッピングなどですぐに使うことができます。

PayPayカードの完全自動審査は、信用情報に傷がある場合、すぐ審査に落ちてしまいます。

ナンバーレスで縦型も選べるなどデザインがかっこいい

筆者の意見ですが、PayPayカードはナンバーレスであり、縦型も選べるなどそこそこデザインがかっこいいです。シンプルな黒というのもいいですね。(早くほしい)

カード券面にカード番号が記載され、それも凹凸のある加工(エンボスレス)がされていると、古臭いクレジットカードだなと思ってしまいます。

PayPayカードのデメリット

PayPayカードには注意点もあるので紹介します。

他のカードと比べるとたしかにデメリットですが、筆者としては何の問題もありません。他のカードで十分にカバーできるからです。

むしろ、このデメリットがあるだけでPayPayカードの申し込みを諦めるのはもったいないと思っています。

ソフトバンクサービスの支払方法には要注意

ソフトバンクサービスの支払方法をPayPayカードに設定すると、損することがあります

支払対象還元率備考
ソフトバンク通信料金1,000円(税抜)につき15ポイント(1.5%ソフトバンク
ワイモバイル通信料金1,000円(税抜)につき10ポイント(1.0%)ソフトバンク
LINEMO通信料金1,000円(税抜)につき10ポイント(1.0%)ソフトバンク
SoftBank 光(単体)
SoftBank Air(単体)
100円(税込)につき1ポイント(1.0%)PayPayカード
SoftBank 光(合算)
SoftBank Air(合算)
※合算しないほうがおすすめ
通信料金1,000円(税抜)につき10ポイント(1.0%)ソフトバンク
おうちでんき(単体)
自然でんき(単体)
100円(税込)につき1ポイント(1.0%)PayPayカード
おうちでんき(合算)
自然でんき(合算)
100円(税込)につき1ポイント(1.0%)PayPayカード

備考欄に「ソフトバンク」と記載あるものは、本来、PayPayカードで支払ってもPayPayポイントがもらえないものです。

PayPayカードではなくソフトバンクのキャンペーンでポイントがもらえるようになっているため、PayPayポイントではなくソフトバンクポイントをもらえます。

ソフトバンクポイントは、PayPayポイントに交換可能です。

ソフトバンクポイント(SoftBank POINT)の使い方
  • PayPayポイントに交換してPayPayアプリによる決済に使える
  • ソフトバンクやワイモバイル・LINEMOの利用料金・機種代金・修理代金に使える
  • Visa・iDのお店で使えるソフトバンクカードにチャージできる

この仕組みが非常にわかりにくいですが、PayPayカードユーザーは、1.5%還元のソフトバンクを除いて、PayPayカードからチャージしたKyashに設定するのがおすすめです。

ソフトバンクを除くと還元率はすべて1.0%ですが、100円(税込)につき1ポイントと1,000円(税抜)につき10ポイントは、前者のほうがお得になります。

仮に5,500円(税込)の料金だと、前者は55ポイントもらえますが、後者(ソフトバンク)は50ポイントしかもらえません。

また、PayPayカードからKyashにチャージするとその時点で1.0%もらえ、Kyashで支払ったときに0.2%のポイントがもらえるからです(合計1.2%)。

SoftBank 光とSoftBank Airは、通信料金合算払いよりも単体で支払うようにしましょう。

家族分の通信料金を合算して支払っている場合、2023年6月末(予定)まではポイント付与対象として計算してくれます。

ETCカードを発行すると年会費550円かかる

PayPayカードは、ETCカードを発行すると年会費550円(税込)がかかります。ETCカードがほしい場合は、他のクレジットカードから発行するとよいでしょう。

海外旅行傷害保険が付帯しない

PayPayカードは、他の年会費無料カードでも付帯していることがある海外旅行傷害保険が付帯していません

海外旅行傷害保険が付帯する他のクレジットカードを申し込むとよいでしょう。

もちろん、海外旅行に行く予定がない人は何のデメリットにもなりません。

ショッピング保険が付帯しない

PayPayカードは、他の年会費無慮カードでも付帯していることがあるショッピング保険が付帯していません

ショッピング保険はたしかにあると安心です。ショッピング保険が充実したイオンカードなどの申し込みも検討するとよいでしょう。

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