楽天Edyとは？

基本的にお得とはいえなかった楽天Edyですが、楽天キャッシュから楽天Edyにチャージできるようになったため、一部の場合、お得に利用できるようになりました。

楽天Edyの概要

楽天Edyは、「Edy-楽天ポイントカード」又は「Edy機能付き楽天カード」に付帯される電子マネーです。基本的にはアプリを使ってクレジットカードからチャージして利用し、約0.5％の楽天ポイント還元を受けられる決済サービスといえます。

還元率1％以上のクレジットカードがあるのであれば、クレジットカードを使わずあえて楽天Edyにチャージして利用するメリットはないでしょう。楽天Edyにチャージしてポイントがたまるクレジットカードはそう多くありません。

ただし楽天キャシュを楽天Edyにチャージできるようになったため、楽天ギフトカードにより楽天キャシュをチャージした場合において、楽天ペイは使えないけど楽天Edyが使えるお店でも楽天Edyが利用できるようになったという点で楽天Edyは有効です。

筆者の活用方法（Oki Dokiポイントの活用）

筆者は、JCB CARD Rを利用して貯めたOki Dokiポイントをnanacoポイントに移行し、nanacoで楽天ギフトカードを購入して楽天キャッシュにチャージし、楽天ペイが使えるお店は楽天ペイ（1％還元）、楽天ペイが使えず楽天Edyが使えるお店は楽天Edy（0.5％還元）と使い分けています。

JCBのOki DokiポイントはnanacoかJCBプレモでなければ移行レートが下がってしまい、どちらも多くのお店では利用できないといった不便があるなか、楽天ペイ＋楽天Edyであれば多くのお店で利用できるようになるのがメリットです。

もっとも、「Oki Dokiポイント→nanaco→楽天キャッシュ」のルートにおいて、楽天キャシュによる月5万円までの投信積立をして投資信託を現金化することが最も有効といえます。結果、Oki Dokiポイントを1ポイント5円で現金化可能です。

Oki Dokiポイントからnanacoに移行するまで約1週間、すぐにセブン-イレブンで楽天ギフトカードを購入しても楽天キャシュ積立は毎月13～15日に引き落として最短で翌月1日に買付けとなります。結局、現金化するまで約1か月かかることに注意しなければなりません。

Edy-楽天ポイントカードの購入方法や注意点

Edy-楽天ポイントカードは、電子マネー楽天Edy機能と楽天ポイントカード機能がセットになったカードです。楽天市場の楽天Edyオフィシャルショップにて、送料無料330円（税込）で購入できます。

利用ポイントを貯めるには、楽天ポイントカードサイトで利用登録をする必要があります。

いずれのチャージ方法も、1回につき1,000～25,000円まで1,000円単位でチャージでき、残高上限は50,000円です。

基本的には、アプリを使って楽天会員情報に登録されているクレジットカードから楽天Edyにチャージします。

楽天キャッシュ/楽天ポイントチャージ（期間限定ポイントは不可）により、楽天Edyマイページに登録している楽天Edyにチャージできます。

初回申請から7日間は受け取り可能になるまで2日かかる場合がありますが、Edy機能付き楽天カードは初回から即時に受け取れます。

ギフトサービスで受け取り（アプリなどから受け取り）が必要なので注意してください。

セブン-イレブンやファミリーマート、ローソン、ミニストップなどに設置されているレジやEdyチャージャー、セブン銀行ATMでもチャージできます。

利用日から3～7日程度で、楽天Edyでの支払い200円（税込）ごとに楽天ポイントが1ポイント貯まるほか、楽天ポイント加盟店なら楽天ポイントカードの提示でもポイントが貯まります。「Edy-楽天ポイントカード／Edyカードにポイントサービスを登録する」（楽天Edy）

楽天カードから楽天Edyにチャージすると、楽天カードから200円ごとに1ポイント貯まるので、チャージと決済合計で還元率は1％となります。楽天カードは100円（税込）ごとに1ポイントなので、端数と手間を考慮すると楽天カードをそのまま使うのがおすすめです。

利用履歴は最大4か月分しか残らないので、必要に応じて利用履歴を保存しておくとよいでしょう。「パソコンでの利用履歴照会」（楽天Edy）

楽天Edyから楽天キャッシュにチャージする機能が、2023年7月25日提供開始されました。ただし、提供開始時点ではおサイフケータイ機能が搭載されたAndroid版「楽天Edy」アプリでしか利用できません。今後、楽天ペイアプリにも対応予定です。