銀行口座を持っていないんだけど、相手の口座にどうやってお金を送れば良いの?
相手が銀行口座を持っていないらしいけど、どうやってお金を送れば良いの?
上記のような疑問が生じたことはありませんか?
実は、一方に銀行口座がなくても送金や送金の受け取りは可能です。
具体的な送金方法を紹介していきますので、豆知識程度にぜひご覧ください。
銀行口座を持っていない人が相手の銀行口座に送金する方法
銀行口座への送金方法をまとめると次のとおりです。
銀行口座 | 送金方法 | 手数料 |
---|---|---|
不要 | 通常払込み | 152円以上 |
不要 | 電信払込み | 660円以上 |
銀行口座がなくても、ゆうちょ銀行の振替口座を持っている相手になら通常払込みか電信払込みができます。
通常払込み(通常送金)
通常払込みとは、受取人の振替口座を指定して窓口やATMで現金または通常貯金口座によって送金する方法です。送金する側は、ゆうちょ銀行の口座は不要なのが特徴といえます。
個別ではなくまとめて処理されるため、送金の反映までは数日かかります。入金は振替受払通知票Web照会サービスなどを利用して確認可能です。
(送金手数料) | 残高 | 現金 |
---|---|---|
窓口 | 5万円未満:203円 5万円以上:417円 | 5万円未満:313円 5万円以上:527円 |
ATM | 5万円未満:152円 5万円以上:366円 | 5万円未満:262円 5万円以上:476円 |
手数料を抑えるためには、通帳やキャッシュカードを使ってATMで支払うことをおすすめします。
電信払込み(電信送金)
電信払込みとは、振替口座または総合口座の口座番号を指定して、現金で即時に送金する送金方法です。通常払込みと同様に送金する側は口座不要となります。
(送金手数料) | 手数料 |
---|---|
送金者負担 | 5万円未満:660円 5万円以上:880円 |
受取者負担 | 110円 |
銀行口座を持っていない人への送金方法
銀行口座を持っていない人への送金方法は、普通為替や通常現金払などがあります。
普通為替
普通為替とは、ゆうちょ銀行の窓口で送金額と料金(手数料)を添えて手続きをして、発行された普通為替証書に受取人の名前を書いて受取人に送って送金する方法です。
受取人は普通為替証書をゆうちょ銀行の窓口に持参すれば、現金を受け取れます。
手数料は送金額5万円以下なら550円、5万円以上なら770円です。
なお、同様の方法として定額小為替があります。定額小為替には50~1,000円までの12種類があり、手数料は200円です。
通常現金払
通常現金払とは、振替口座から出金して受取人に払出証書を送る送金方法です。
ゆうちょ銀行窓口ではなく、貯金事務センターに行って払出証書を郵送してもらわなければなりません。
受取人は、ゆうちょ銀行の窓口に払出証書を持参すれば現金を受け取れます。手数料は660円です。
小切手払
小切手払とは、振替口座をもとに金額を指定して小切手を振り出し、受取人が小切手と引き換えに現金を受け取る送金方法です。
受け取れる窓口は限られており、ゆうちょ銀行の直営店か一部の郵便局でしか受け取れません。
手数料は3,300円(税込)です。
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