国税当局は所得税の不正還付申告に目を付けている

不正還付申告について 税金

国税庁は、2022年11月26日頃、所得税の不正還付申告に目を付けていることを発表しました。

昨今、所得税の還付申告の中には、架空の源泉徴収税額や各種控除額を記載し、不正に還付を受けようとするものなどが見受けられます。
このため、国税当局としては、各種情報に照らして必要があると認められる場合は、還付金の支払いを一旦保留しつつ、還付申告の内容が適正であるかを確認するため、勤務先等に給与等の支払実績の確認をお願いすることや、職員がご自宅等に直接赴き実地で調査を行うなどにより確認を行っております。

引用元:国税庁「所得税還付申告に関する国税当局の対応について」

対応を簡単にいうと、「怪しい還付申告は勤務先に確認をとったり、自宅で実地調査を取ったりする」そうです。

また、悪質な場合で詐欺罪等に該当すると判断した場合は、刑事責任追及のために告訴等を行うなど県警との連携強化にも取り組んでいるとのことでした。

令和3事務年度においては、191件が不正還付申告書として追徴課税がなされています。

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