国民年金保険料のスマホアプリ納付

決済

国民年金保険料の納付方法として、国民年金保険料納付書のバーコードをスマホで読み込み、PayPayやau PAY、d払い、楽天ペイ、PayBで支払えるようになりました。

2023年2月10日に、日本年金機構のページにお知らせと詳細ページが追加されました。

国民年金保険料の納付方法
  • 口座振替
  • 金融機関や郵便局、コンビニで現金払い(納付書)
  • ATMやインターネットバンキング(納付書による電子納付:Pay-easy)
  • スマホアプリ納付(納付書)
  • クレジットカード

先日、所得税や消費税など国税もスマホアプリ納付に対応しています。したがって次の税金や保険料すべてスマートフォンアプリで支払えるようになりました。

  • 所得税
  • 消費税
  • 国民年金保険料
  • 住民税(市区町村による)
  • 固定資産税(市区町村による)
  • 国民健康保険料(市区町村による)

国民年金保険料を最もお得に納付する方法は?

国民年金保険料を最もお得に納付する方法は、持っているクレジットカードによって異なります。

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

国民年金保険料がスマホアプリで支払えるようになった経緯

2019年11月28日の第46回社会保障審議会年金事業管理部会では、納付率の低い県は若年層の納付率が特に低い傾向にあることから、若年層に対する施策を検討することが必要であり、納付チャネルの拡大の検討が必要と指摘されていました

そこで国民年金保険法施行規則第72条の4(納付受託による納付の方法)を改正し、PayPayなどスマホアプリでの納付を可能とするため所要の改正が行われています。

具体的な改正内容

納付受託による納付方法について、国民年金保険法施行規則第72条の4第3項から第6項が新設されました。

具体的には、電子納付について、納付書に記載されているバーコードを読み取る方法によりどのような事項を納付受託者に通知しなければならないかなどが定められています。

法的には、スマホアプリ納付は第三者型前払式支払手段による取引等によって保険料を交付する場合に位置づけられています。

第三者型前払式支払手段は次を指すものです。PayPayマネーライトやプリペイドバリューが納付に利用できるかはまだ現時点ではわかっていません。

  • PayPay:PayPay残高(PayPayマネー、PayPayマネーライト)
  • au PAY:au PAY残高(前払式支払手段型WebMoney)
  • d払い:d払い残高(現金バリュー、プリペイドバリュー)

コメント

  1. akai より:

    はじめまして
    私も2月に入ってからスマホ決済ほ試みましたが、エラーで断念
    そこで年金機構と地元の年金事務所にTELしたところ
    「現在、試験段階でサービス開始の具体的な日程は未定」とのことでした

    確かに「2月から」なので2月1日からとは限りませんが、どこもアナンスがないとは杜撰というか、本当に納付率を上げたいのか疑問に思います

    • 山崎 謙司 より:

      はじめまして!
      コメントありがとうございます。

      実際に電話してみたんですね。
      貴重な情報をいただき感謝します!
      「具体的な日程は未定」というのであれば、2月中に間に合うのか疑問ですね……。

      アナウンスに対してもそうかもしれません。
      あえて先に納付者に開示する必要はなく、できるようになってからお知らせしようというスタンスかもしれませんね。
      私が知るところ日本年金機構は外部に対して審議会という行政機関でしか情報を出しておらず、記事中で紹介したNHKによる報道もその資料をベースにしているのではと思います。
      納付者向けに開示している情報は見当たらないため、納付者に対しては実際に納付できるようになってからお知らせというスタンスだと感じました。

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